2015年 10月 25日

ソニーのセンサー事業に関して

既に色々報道されているとおり、東芝がソニーにセンサー事業を売却する、200億円規模のようである。






センサー事業全般はこの際置いておいて、元々デジカメのセンサーに関してはソニーのシェアが突出していた感があったが、今回のこれによりニコンの一眼レフなどもソニー製から東芝製の扱いが増えていたがまた、ソニー製に戻るような感じだろう。

個人的には、ニコンと併用している富士のコンパクトもソニー製になるようで、これに関してFujiRumorsにも関連の記事が上がっていた。これだ。
これによれば、Xシリーズのコンパクトに搭載されている2/3型の撮像素子は(設計は別にしても)製造は東芝で行われていたらしい。また、記事によれば噂の出ているパナソニックや富士の有機の撮像素子に関してはデジカメ等での実用化には数年は時間がかかる様子であるので、このままではデジカメ用の撮像素子に関してはソニーの一人勝ち状態が続く様である。

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センサーによる画質や性能の違いとなると、よくDxOなどですぐさま比較がなされる。マニア的あるいは話の種としては、差異が生じる。しかし、既に到達しているレベルとそのポイントの差異を比較すると、同じフォーマットの中では実用上はさほど気にすることのないレベルに来ている。

これは、撮像素子における差異を選べないと捉えればおもしろみに欠けるような気もするが、一方では基本性能に関しては、同じフォーマットであればあまり気にすることもないという風にも捉えられる。
以前は、撮像素子による性能差や個性と言ったものが気になっていたのだが、最近は気にならなくなった理由としては、、

まずは、DSLRが普及し始めた頃と違い、ミラーレスの登場以降はレンズ交換式でもフォーマットが多様化した。実際にアマチュアユーザーが手が届くもので、フルサイズ、APS-C, フォーサーズ、1型,1/1.7型と多彩なフォーマットから選択が出来る。実際、色々な違いを楽しみたいとなった場合には同じフォーマットでセンサーの差異を云々するよりは、フォーマットの相違による差異の方が大きいし、一般的に違いがわかりやすいと思う。

また、同じフォーマットにおける色味や絵作りの違いと言ったものに関しては、カメラ側の様々なフイルムシミュレーションの普及だけでなく、それらを使いこなすこと自体が一般化したためにこれでかなり充足されて来た感がするのだ。

むしろ、継続的な技術革新と適正な価格が確保されるのであれば、各フォーマットでセンサーのベーシックな性能が揃い且つ、フォーマットから想定される「差異」も反映されるのであればそれはそれでメリットがあることでは無いかなと思うくらいである。いずれにせよ、良くも悪くもオーガニックセンサー等の大きなブレイクスルーが来るまでは、デジカメのセンサーにおけるソニーの立ち位置は揺るがないのだろう。そして、結果的にそのことがカメラ全体にとって良いことにつながればと思う。


by Hiro_Sakae_EX | 2015-10-25 12:58


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