2014年 12月 27日

Nikon使いは一体、どのボディを使っているのか?

ということで、以前NikkorClubから送られてくるニッコールフォトコンテストの入賞者のレンズなどを調べたことがあったが、今回年末の整理でカメラ本等を整頓したついでに今度はボディで調べてみた。なかなか興味深い事実が、、



手元の直近の年鑑は2013-14であるから、2014年の発表モデルは当然無い。集計としてはカラー、モノクロ、ネイチャーのカテゴリ順にニコンのデジタルカメラのボディのみカウント。組み写真等でボディが二つ以上あるものはそれぞれを一つとカウントした。カテゴリーにより入賞点数やそもそものデジタルのニコンボディでの入賞数も違うので順位はカテゴリー毎は単純に登場回数で5位まで順位付けし、総合順位はそれぞれの順位毎に1位4点、2位3点、3位2点、4位、5位1点とした。

ということで、
1.2013年61回ニッコールフォトコンテスト
ネイチャー
1位 D700
1位 D300
3位 D800
4位 D7000
5位 D90
カラー
1位 D7000
2位 D700
3位 D300
4位 D800
4位 D800
モノクロ
1位 D7000
2位 D800
3位 D300
4位 D700
5位 D90
総合
1位 D7000
2位 D700
2位 D300
4位 D800
5位 D90

となる。なるほどと思い、同様の手法で3年前2010年の58回の同コンテストで調べてみた。こちらは総合のみを掲載すると、
総合
1位 D300
2位 D200
3位 D700
4位 D3
5位 D80
だ。

ということで、与太るとすると、

一つは、機材の善し悪しで写真の出来が決まるというわけではないものの、やはり上位どころとなるとミドルクラス以上のボディが入ってくる。そういうボディを買えば良い写真が撮れるというわけでは無いが、良い写真を撮ろうと思うと結果的にこれぐらいのクラスのボディに落ち着くというところだろうか?恐らく、画像エンジンであるとか、デジタル処理のフィルターあるとか、背面液晶の見え、あるいはAFの測距点などを言えば、D90より最新のD4桁機の方が優れているだろう。D7000ですら負けている。

ただ、更にベーシックなところ、例えばボディの堅牢性(質感)やそもそものファインダーの見やすさ(プリズムとミラーの違い)そしてハンドリングしやすい画素数。最後に、それらを使っている内にユーザー側が慣れてくる使い勝手も合わせると、単に「使い続けているだけ」とは違う良さや意味があるのかもしれない。

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そして、見るとすぐ気がつくのはこの3年間でエントリー向けも入れればニコンもさまざまな機種が出たがD300、D700の根強い健闘である。特にD300に至っては入れ替わりの激しいデジタル一眼の中で未だ「カタログ上の現役」というだけでなく、実戦においても十分にポテンシャルを秘めていると言うことだろう。
ネットなどでニコンの新機種の噂が出るたびに、このD300の後継や、D700の真の意味での後継を望む声が必ずあがる。D700は既にディスコンであるし、D300も多分、新規販売台数としては微々たるものになっているのだと思う。

しかし、この両機種を手に入れたユーザーが未だに、これらをメイン機種として使われている。今回は端折ってしまったがこれらのボディに合わせてあるレンズは決して売られた当時のレンズをそのままというわけでなく、最新のレンズやナノクリレンズがずらりと出てくる。
比較的高価な交換レンズを追加で買い、かつD700やD300クラスを登場当時の値段で買ってくれる層というのはエントリー向けボディ程数は出ないにせよ、メーカーとしては無視できないし無視してはいけない層では無いかと思う。

もしくは、これらの層の中で(例え少数派であっても)敢えてこれらを使い続ける「理由」の様なものがうまく取り出せるならスペシャルなボディを用意する事が出来るのでは無いかと思うのである。これらの層であっても、そこそこ数がまとまるだけのユーザー数を確保できていて商品化できるメーカーは限られていると思うからだ。個人的には、単純にD300を今の時代のスペックで作り直しました的なものでは厳しいかもしれないが、でもAPS-Cのフラッグシップ、究極のAPS-Cボディというコンセプトは、何もC社で無くとも出来るはずである。むしろ、かつてはAPS-CでD一桁機を作っていたニコンこそやれば出来るんじゃ無いかなと思うところだ。

とまあ、この辺で、、


by Hiro_Sakae_EX | 2014-12-27 20:42


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