2014年 12月 14日

と言う事で、

MFのニッコールというか、このレンズについて与太を

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Df, Ai-s 105/2.5
F2.5
ISO 360
CaptureOne 8 Pro




FXにおいても軽量なハンドリングを優先しようと考え、Dfと言う軽量のボディにした上で次の選択肢としては、レンズの運用に単焦点を積極的に使うということを考えるようになった。かつてMF一眼レフを使っていた時と現在のDSLRを比較した際に、単にデジタル化でボディが大きくなっただけで無くやはりレンズも同等のスペックであれば大きく重くなっただけでなく、ズームを多用する事が一因になっていると気づいたからだ。

本来は、ズームレンズというのは多少画質や開放の明るさを犠牲にする代わりに何本も単焦点レンズをもつ煩わしさや無駄から開放してくれるものだったはずだ。実際、遠出をする際や、ロケ地の状況が分からない場合は何が起きても良いようにズームで押さえておくというのは理にかなっている。ただ、ホームグランドで粗方狙う物が読める場合は単焦点で良いじゃないかと思うのである。本来いざという時の為に単焦点なら数本持ち出すところを一本で済むと言うのであればズームを持ち出す価値はあるが、本来1,2本で対応できるはずのところをズームを持ち出す(数本分持ち出す)となれば、それは無駄に持ち歩いているようなものだ。

さてさて、
では実際にそういう運用をしようと思った時にはたと気づくのは現行レンズではいつの間にか「小型軽量な単焦点が少なくなっている」という事実だ。ニコンであれば85mmまではあるが105mm以上は敢えて言えば180mm/2.8ぐらいだ。105mmと135mmはDC付と考えれば許容範囲なのかもしれないが、単純にコンパクトと言えるものではない。また、さして明るくもなく単に軽量な望遠単焦点などというのものは今後も新規にリリースされる可能性は低いだろう。

で、たまたま手に入れてみた古い200mm/f4のニッコールが存外に使えるのでそれであればと入れてみたのがこの105mm/2.5である。非常に有名且つポピュラーなレンズであるために玉数もそれなりに多く、名レンズと言う名の通りの割には大変リーズナブルな値段で手に入る。これを実用=戦力の一員として導入しようと思い立ったわけだ。


ここから、ちょっと脱線、、

この手のMFレンズを実戦力で入れようという場合、私の場合はまず見てくれはどうでもよくてとにかくレンズに問題ないものを優先する。レンズが問題なくて外装がイマイチで値段が安ければ最高である。無傷というのは難しいが曇りと、後ろ玉の傷だけは避ける。前玉のわずかなものやゴミチリの類いはOKである。

こうすると、外見、光学OKの美品よりはいくらか安く手に入る。そしてこれをいつもお願いする修理屋さんに出してOHする。ニッコールだと大体8千円ぐらいか。「おいおい、ニッコールのごろごろ出ている玉なんて1〜2万円程度からあるだろ。それに8千円かけるのかい?」となるかもしれない。
私的には「『現役で使う』と言うのなら、しっかりとOHすべし」だ。特にこういう実用派のレンズほどわざわざOHなどされていないからなおさらだ。

確かに、今はそういう値段かもしれないが元々は何十年も前に何万円もしたメイドインジャパンの精密機械である。きちんとレンズを磨き、グリースを入れ替え、ピント調整をプロに(←ここ肝心)やれば現役時代本来の実力がでるものだ。ヘリコイドを回した際の適度な「ぬめっと」したトルクが戻ってくるだけでもピントの合わせやすさから違ってくる。そのレンズに対する印象から変わるものだ。

そして、今回自分自身が失敗してしまったが、使用する際にレンズ情報の登録さえやれば後は自動絞りでAEで且つ絞りから焦点距離までExif情報に残る。要は本来の実力が出てくれれば、AFでないところ以外はデジタルで全く不自由なく使えるのである。これは非常にありがたい。


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最後に、このレンズに戻ると、
MF時代に長く愛されたレンズだけあって、何も問題なく(少なくともDfでは)使える。ピント合わせも、これぐらいの画角で開放F2.5と言うのは合わせやすいと思う。中望遠であるからピントの山谷はわかりやすいが、かといってF1.4クラスのように薄すぎてシビア過ぎると言う事も無いからだ。

勿論、ぶれ補正が無いのをカバーしてくれるボディ側の高感度の耐性に加え、CaptureOne側でいざとなればパープルフリンジ、色収差等が適材適所できわめて簡便に手当てできると言ったソフト側の進化もある。

いずれにせよ、この辺のMF時代のレンズから現役で使える仕組みがあるのはFマウントの特長とも言える。やりようによってはお財布にも優しいものであるので有効に使っていきたいものだし、折に触れて補強?していきたい。

by Hiro_Sakae_EX | 2014-12-14 22:22 | Ai-S 105/2.5


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